コスプレ衣装

コスプレ衣装製作の裏技!簡単にジャケットの裏地を変更する方法

衣装改造の中でもなんだかめんどくさそうな「裏地変更」だけど、コスプレ用なら見えるところだけが変わっていたら大丈夫! 接着グッズも活用して、30分あればできちゃう簡単な裏地変更テクニックを紹介。


▲手持ちのジャケットに生地を切り折りしてくっつけるだけの超簡単改造。ベースのジャケットに替え裏地を用意すれば何色分でも一着でコスプレできちゃう!


▲黒、青、赤の裏地を貼って比較。今回紹介するテクニックで好みの裏地を付けてみよう!

超簡単!省略裏地制作

ジャケットから裏地をチラ見せさせるなら、脇から下だけあれば大丈夫。つまり、ややこしい袖や襟の処理ナシの長方形の布だけで対応が可能ということ。さっそく切り貼り裏地を作ってみるよ。

01.ジャケットの裏地より2周りほど余裕のある生地を用意


余ったら折り込めるので、上下はズレる分も入れて縫い代分+5cm、横はベンツとゆとり分で多めに+12cmほど見積もっておくと良い。

02.センターをあわせて外側に切り込みを入れる


元の裏地に添わせつつ左右ともサイドベンツ位置から1cm外側に切り込みを入れる。幅が心配な場合は1.5cmにして後でゆるみで位置調整を。

03.1cm幅の位置をミシンで縫う


ベンツ部分の縫い代を確保するため、1cm幅の位置(赤の点線部分)をミシンで縫う。必要があれば裏地布のだぶつきもこの縫い合わせで調整しよう。

04.ベンツの縫い代を割る


裏地の上下端の出来上がり線にアイロンで折り目をつける。横両端もサイズを確認してからアイロンして完成。

必要に応じて端処理する


このままでも良いが、生地がほつれてくる場合は必要に応じて端処理しておこう。熱接着テープや両面テープがオススメ。

ちょっと丁寧に!身頃だけ裏地制作

脱いで置いた状態の撮影もしたい人は、工作裁縫から少しランクアップして型紙を引き写してみよう。最初のひと手間以外は超簡単パターンとほぼ一緒の工程だから安心してね。

01.ジャケットを紙の上に平らに置いて形を写す


曲線の縫い合わせ部分など、どうしても平らに置けない箇所がある場合はトルソに着せながら下に紙を入れて写していくと良い。

02.ズレが気になる場合は


服のパーツのできあがり線上を針で刺して敷いた紙に位置を写していこう。

03.型紙はジャケットの後ろ見返しや前見返し、袖は省く


裏地部分のみなので、ジャケットの後ろ見返しや前見返し、袖は省いた型紙になる。

04.型紙に沿って布を切り出す

この時、ベンツ位置に切り印を入れるのを忘れずに。袖ぐり部分だけジグザグミシンなどで端処理しておこう。

05.アイロンをかける


身頃を縫い合わせたらどちらかに縫い代を倒してアイロン。ベンツ部分の縫い代もアイロンで割る。

06.アイロンで折り目をつけていく


ここからは超簡単裏地と同じで、袖ぐり以外の縫い代も出来上がり線にアイロンで折り目を付けていく。

07.サイズ確認をしよう


サイズに問題がないかジャケットに合わせて確認しよう。問題があればアイロンをやり直し位置を正す。

08.縫い代を処理して完成

アイロンを使いながらの作業なので、熱接着テープがオススメ。

身頃をどう付ける?

作った裏地をどう接着するかも迷うところ。1,2回で使い捨てていくのか、何度も付け替えて使うつもりなのか、動きがあるかで変わるので、自分に適した方法で装着しよう。

アイテムを活用

1,2回でどんどん新しい裏地に付け替えるなら、前回で紹介した接着アイテムを使おう。繰り返し同じように付け替えるなら安全ピン、手早く均一に貼り付けるなら両面テープが適している。

▲しつけ糸のザク縫いもオススメ。下は両面テープで、上側は安全ピンで微調整というハイブリッド方式も◎

スナップ方式で

2,3色の裏地を都度入れ替える場合は、付け替え用にスナップを付けておくと綺麗で早い。浮かないようにするにはそれなりの数付けないといけないが、スナップならシルエットに響かず自然に仕上がる。

▲手縫いで付けるスナップの他、穴を開けてパチンとはめ込むらくちんタイプもあるよ。

マジックテープ

裏地をぐるりとマジックテープで付ける方法もある。距離が長いほどにシルエットに響くので、薄手タイプを使用したい。ミシンまたは両面テープで取り付けよう。

▲そこそこ長さを使うので、個装タイプより巻きタイプの購入がオススメ。

広がらない裾はボーンで広げる!

最後にプチ改造。広がりたいのに広がらないスカートやマントは、裾に一手間加えてみて。ミシンで縫い付けられる針金やボーンを使用していくよ。


▲ボーン系のつなぎ目は必ず重ねて。重なっていないと上の写真のように途中でポキンと折れ目が出てしまう。

BEFORE

裾に何も入っていない、布だけでできた状態。ごくごく普通のボリュームと裾フレアデザインになっているが、これをもっとイラスト的に広がった状態にしたい。


▲裾が段々になるような広がるフレアデザインのはずが、布だけだと二次元のようにうまく開いてくれない。

セットアップテープ



縫い付けできる形状保持テープ。マスクなどにも使われている。折り曲げて好きな形が作れるので、裾に仕込むことで描いて欲しいラインを作り出せるよ。

▲大きく形をつけられるので横からもボリュームアップ。静止画用撮影なら都度見栄え良く調整可能で便利だ。

ボーンテープ


同じく縫い付けができる形状保持テープだが、こちらはボーンがハリを作るだけで折り曲げた形状保持はできない。服や帽子の型崩れを防ぐために使う。


▲テープのハリが裾の曲線を作ってくれるが、こちらは自然法則の成り行きに任せる形になる。ダンスなどで裾を踊らせたい場合はこちらの方が綺麗。

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